2025.05.17
梅雨突入! 梅雨の時期の塗装工事の注意点!
!塗装工事に好ましい気候や季節・条件!
一般的に、塗料の硬化・乾燥に適した気候条件は「気温15~30℃、湿度75%以下」と言われています。
ですのでお住まいの地域にもより条件は少し異なりますが
この条件であれば、比較的、塗装工事はスムーズに進むと考えられます。
また、施工中は窓や、場合によってはエアコンの室外機などもしっかりと養生をする必要が有り換気をしにくい場合がある為
窓を閉めきっていても過ごしやすい季節であれば、工事期間中、無理なく過ごすことができます。(養生をしていても業者さんに伝えてめくってもらえます)
参考までに、地域ごとの条件に近しい時期をご説明します。
・東北・関東地方 4月~5月・9月頃
・北陸地方 5~6月・9月頃
・中部地方 6月・9月頃
・関西地方 5月・9月頃
・中国・四国地方 5月・9月頃
・九州地方 4~6月・9月頃
・沖縄地方 1月・3~4月・11月頃
梅雨や真冬といった外壁塗装の閑散期でも、塗装工事ができない訳ではなく
梅雨や真冬にも塗装をするメリット・デメリットがありますのでご説明させていただきます。
春(3~5月頃)
春(3~5月頃)に外壁塗装を行うメリットは、気温・湿度ともに安定しているため、スムーズな施工になりやすい。
梅雨や真冬と違い、雨や雪などの気候の制約を受けることが少なく、施工中に窓を閉め切ることになっても比較的過ごしやすいので工事ストレスも少ないでしょう。
一方、春雨前線の影響で、梅雨のように天気が不安定な可能性がある点はデメリットといえます。
また、繁忙期ゆえ業者職人の確保が難しく、価格も高くなりがちといわれています。
梅雨に塗装をすると、長雨で工期が延びる可能性があるため、すぐに塗装をしてほしい場合は、春の内に工事をしてしまうのをオススメいたします。
ご契約済、依頼済の場合場合は、数ヶ月前から予約しておくこともおすすめします。
梅雨(6月頃)
梅雨時に外装塗装を行うメリットは、一般的に避けられがちな時期ゆえ、比較的予約が取りやすく、リーズナブルに施工しやすい点です。
割引などのキャンペーンを提供することの多い季節でもある為、この時期を狙う場合はぜひチェックしてみてください。
ただし、あからさまに高額な値引きをするキャンペーンなどは要警戒です。
梅雨時でも雨(多湿)を避ければ問題なく塗装できます。
無論、雨が降ると全く仕事ができないわけではなく、塗装以外の施工なら可能です。
弊社では天気に応じて、1工程ずつしっかり乾燥させながら進めるので安心してお任せください。
一方、塗装に不向きな雨が長期間続き、工期が延びる可能性があるのはデメリットです。外壁塗装にかかる期間は7〜10日が一般的ですが、梅雨時では1ヶ月以上かかることもあります。
梅雨に外壁塗装をする場合は、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
塗料は乾燥で硬化させないと機能しないので、しっかりと施工管理ができる業者に頼むのがポイントです。
中には雨天時に無理やり施工を進めようとする悪徳業者もいるので、慎重な業者選びを心がけてくださいね。
外壁塗装の日数、工期が延びてもいい!とお考えの方は、敢えて梅雨の時期に外壁塗装を依頼するメリットは大きいと言えます。
夏(7~8月頃)
夏に外装塗装を行うメリットは、晴れた日が多く空気も乾燥しているため、スムーズに施工を進めやすい点です。
春や秋ほど人気のある季節ではないので、お盆の時期を避ければ、自分の好きなスケジュールで施工できる可能性が高いといえるでしょう。
日照時間も長いため、作業時間が長く取れるのもうれしいポイントですね。
一方、夏はゲリラ豪雨など夕立が降りやすいため、工事の中断の可能性がある点はデメリットです。
台風やゲリラ豪雨が通過する可能性もあります。
また、塗装工事中は窓を自由に開けられないので、真夏は辛いと思われるかもしれません。
熱中症にならないためにも、弊社では施工中にクーラーが使えるように取り計らいますので安心してお任せください。
秋(9~11月頃)
秋に外装塗装を行うメリットは、春同様に天気のよい日が多く、空気が乾燥して安定した施工になりやすい点です。
塗装工事中の窓が開けられない間も比較的過ごしやすいでしょう。
デメリットとしては、秋雨前線・台風により工期が延びる可能性がある点が挙げられます。
人気の時期であるうえ、年内に工事を終わらせたい人が多いので、業者職人の確保が難しいと言われており価格も上がりがちです。
春同様、ご契約済、依頼済の場合場合は、数ヶ月前から予約しておくこともおすすめします。
冬(12~2月頃)
冬に外壁塗装を行うメリットは、降雪地域以外は湿度が低く乾燥しやすい点です。
梅雨同様に閑散期なので、キャンペーンなどで思わぬ割引をしてくれる可能性も。
デメリットは、積雪や凍結の恐れがあることです。時間帯によっては気温が5℃以下になったり、夜露が発生したりするせいで、1日に塗装できる時間が少なくなり、工期が延びる可能性があります。
特に積雪地域(北海道や東北など)は、11月後半~3月初めまで外壁塗装ができないケースが大半です。
もっとも、積雪エリアでも柔軟に対応してくれる業者もいるため、そういった点は必ず問い合わせて確認してみましょう。
積雪地域以外では冬も塗装は可能です。
こんな日は工事を中止してもう方がいいかも!!
基本的に、塗装工事は1年中可能とお伝えしましたが、どうしても施工出来ない天候や条件も存在します。
・気温が5℃以下のとき
・湿度が85%以上のとき
・雨や雪が降っているとき
・外壁面が結露していたり霜が降りているとき
上記の条件の場合では、塗装工事は不向きとなっしまいます。
なぜなら、塗料を塗っても乾かなかったり、塗料自体が雨や雪で流れてしまう可能性が有るからです。
又、塗料によっては、ほかにも塗装不可能な条件がある場合もあります。
工事をストップせざるを得ない日があることをご理解ください。